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BRAVIA Phone S004ブロガーイベント&レビュー
今回は,ソニー・エリクソン製のau向け携帯電話S004を発売前に触る機会をAMNさんより頂けました.そこで,今回はS004をレビューしちゃいます.
BRAVIA Phone S004| ソニー・エリクソン 製品情報
この機種はW44Sの流れをくむデュアルオープン式の携帯電話となります.W44Sと言えば,初のデジタルラジオ(3セグ)に対応した冬モデルの隠し端末として発売され,今でもファンが多い名機です.私自身のauとソニエリ端末の良き思い出もW44Sと共に作られた感じで,今でも大切に保管している機種でもあります.このスタイルの後継機としてはSOY01ことPremier3があるわけですが,このときはWalkmanケータイとなり,W44Sとは少し趣が変わったように感じます.一方で,今回のS004はSnapdragon搭載からもわかるようにW44Sの正当進化機といえる機種だと感じました.その一番の訳はある意味暗黒歴史といえるKCP+時代の「もっさり」感がない事です.本当にKCP3.0はKCP並のサクサク感を取り戻しており大変素晴らしいです.
Xperiaのサブ機に・・・ iida G9を購入
今回はiida G9を取り上げます.4月にdocomoから発売されるXperiaに大きな期待をしているのですが,この端末には日本向けの端末として考えると常識として付いているような機能が無かったりします.例えば,iモード,iモードメール(i mode.netというサービスで使おうと思えば使えるが有料サービスになる),おサイフケータイ,ワンセグなどと色々な機能が付いていません.最も,FeliCaにしても,ワンセグにしても世界標準な規格では無いので,Xperiaが対応していなくて当然ともいえます.そこで,私はサブ端末を持つ事により問題を解決することにしました.
私は現在,docomoで契約している電話番号をメイン回線としており,iPhoneをサブの回線として持っています.今回はSoftbankの回線をMNPを使って変更し,最終的にdocomoの回線にXperiaを導入する計画です.
現在,Softbankで使っている感想としては中央線沿線で不満の残る電波状況だと思っています.このことはtweetで愚痴を色々吐いたので知っている人もいるかと思います.なので,SoftbankとDisney Mobileは最初から検討の対象外としました.ということで,docomoとauの2社から選ぶ事になります.
docomoとした場合のメリットは過去に買い集めたSO905i, SO905iCS, SO906iのSO3機種をそのまま使えることです.一方でデメリットはMNP加入で端末購入を伴うと出費が多いこと,SIMだけ入手する場合はauで顕著なMNP優遇の恩恵を受けられない事です.一方で,auとした場合のメリットは最新機種を含めてMNPだと0円端末が多いことです.一方でデメリットは個人的な話ですが,研究室で圏外(昔,auからdocomoに移行した大きな理由)となることです.
で,私がどちらを選択したかというと・・・.
日本の携帯が”ガラパゴス”で,iPhoneは”ガラパゴス”でない理由
KDDI小野寺氏、「通信自由化の成果・問題を改めて見直す時」(PC Watch)
今日は上記記事からちょっとコメントを・・・.
KDDI定例社長会見で小野寺社長が
ただひとつはっきりしているのは、誰かが日本の携帯をガラパゴスと呼んだが、iPhoneはその垂直統合モデルを全世界で広めている。ガラパゴスと言っている人たちはこの点に何も触れていない。ぜひこれまでの流れを総括していただきたいものだ
とiPhoneの販売形態を皮肉ったそうです.私も日本の携帯はガラパゴスだと思っているので個人的見解で総括したいと思います(笑)
なぜ,日本の携帯はガラパゴスなのか?の答えとしては,日本の携帯がガラパゴスなのは,通信キャリアが主導して端末の企画を行っている点,すぐに端末が陳腐化してしまう点の2点に尽きると個人的に思っています.
前者について極端に言えば,通信キャリアの奴隷として端末メーカがいる様な状況が良くないのです.なので,私は垂直統合モデルが悪いとは思っていません.悪いのは,垂直統合モデルのやり方だと思います.良い垂直統合モデルの例が,iPhoneです.iPhoneの様に端末は端末メーカが企画し,それを特定の通信キャリア向けに卸すという形の垂直統合モデルはありだと思います.もちろん,SIMロックフリーな世界は良いとは思いますが,現実にはAPNの設定が必要など今まで囲われた世界にいた日本人にはなじみがない世界になってしまいます.そこで,ガラパゴスな世界とSIMロックフリーな世界の中間としてiPhoneみたいな半囲い?な販売形態があっても良いのではないかと思います.
後者の点ですが,iPhoneであれば,発売当時はiPhone OS 2.0でしたが,今ではiPhone OS 3.0になっていて日々進化しています.もし,日本の端末メーカであれば,新しい端末として販売し,旧モデルは切り捨てられていたことでしょう.この様なアップデートによる機能追加(日本の端末の場合には,バグ修正機能でしかない)は満足度を長期間維持する事が出来ます.日本のガラパゴスな世界の端末は,昔ながらの機械と同じで機能が変化することはありません.でも,ガラパゴスでない世界の端末(iPhoneを含む)場合はアップデートやアプリのインストールによって機能が追加できます.言い換えれば,PC等と同じ考えで作られています.このあたりは開発当初からの設計思想にも大きな違いがあると思います.
もちろん,ガラパゴスな世界も良い面もあります.例えば,サポートの窓口が通信キャリアのショップ(ドコモショップ,auショップ,ソフトバンクショップ)に統一されていることです.iPhoneの場合を考えればわかりやすいのですが,主に通信系のサポートはソフトバンクショップ,端末のサポートはアップルストアと分かれています.この様に,ガラパゴス=悪でないことを最後に付け加えておきます.
2009年夏モデルの総評を・・・
携帯大手3社全ての新機種発表会が終わったので,ある意味定番コンテンツ?となりつつある管理人CHIPの辛口コメントを書きたいと思います.
【NTTドコモ】
今回大きく評価したいのは,iモードブラウザの大幅機能アップでしょう.今まで,auのEZwebに負けているなど言われていたiモードですが,ついにブラウザのバージョンアップとなりました.でも,この様なソフトのバージョンアップは旧機種でも使えるようにすべきだと考えます.少なくとも今後も販売する0xAシリーズ春モデルぐらいはバージョンアップ対応させるべきじゃないでしょうか?もっと欲を言えば販売制度が変わった905iシリーズ以降も対応すべきだと思います.端末利用期間が延びたのに端末の販売元が通信キャリアである為に端末面での十分なアフターサービスが提供されていないと思います.たとえば,iPhoneはiPhone OSのバージョンアップを無料で提供することで顧客の満足度を長期間保つことができています.日本の通信キャリアもこれを見習うべきだと思います.これこそドコモの”アンサー”で答えて欲しいですね.
端末に関しての個人的感想ですが,大手3社の中では一番がんばったと思います.ただ,905iシリーズや906iシリーズの頃と比べると,三菱とソニエリが抜けた分,端末供給会社が少なくなり,似たり寄ったりの端末が多くなってしまった様に感じます.Dシリーズそっくりに作ったP-02AやP-o8Aでも三菱が作っていた頃とはソフトが違うので魅力がなくなったと思います.そういえば,Pシリーズってインライン入力が未だにできない理由も謎ですし・・・.今回,一番がんばったのはLG電子だと思います.L-01Aの頃は個人的に端末としてはおもしろいとは思いましたが,日本のケータイ(いわゆるガラパゴスケータイ)では当たり前の機能が多々なかったのですが,今回は機能追加をしっかりとしています.その点でがんばったと思います.また,富士通もがんばっています.ある意味,ドコモ1社に専売しているからこそここまでできるのかな?と思います.逆に残念なのは,NEC,PanasonicとSharpです.はっきり言ってauやSoftbankとの兄弟モデルが多すぎる.日本の販売モデルの破綻が垣間見える状態になっています.さらに,N-08AとN-09Aに至っては外装が違うだけでSTYLEシリーズとSMARTシリーズという訳のわからないカテゴライズなのも納得がいきません.むしろ,90xiシリーズだった頃の方がわかりやすかった気がするのは私だけでしょうか?カテゴライズで言えば,SH-07AもPROシリーズよりもPRIMEシリーズの方がしっくりくるように思います.
また,ドコモの問題点は,iモードブラウザに関するバグ問題でしょう.発売初日に発売停止となったN-06A,発売日発表当日に未定となったN-08A,そして,発売済みのP-07Aまでもがiモードブラウザのバグで販売停止になりました.これにより発売済みの夏モデル全機種がバグで販売停止となったことになります.今後予想される事態としては,Symbian系OSを搭載したF,SHでもバグに関してテストがされると思われます.(特に発売間近と噂されているF-09Aは発売延期になると思われます)
【au】
個性的な端末が多いau.今回も個性的な端末が多く出ました.でも,WooケータイことHIY01が残念でならないと思います.というのも,携帯電話だからこその機能がない点です.悪く言えば,闇雲にケータイ+何かの機能を追加になっているだけです.たとえば,Cyber-shotケータイであるW61SやS001では,撮影した写真をblogにアップできるという機能が付いていて電話の通信機能とのリンクがありました.でも,今回のHIY01は容量の問題があるのはわかりますが,なんらかのリンクが欲しかったと思います.HD画質の撮影がメモリ容量も電池も多くないと難しいのはわかりますが,中途半端にHD画質にするくらいなら,高画質なSD画質のビデオ撮影機能の方が良かったと思います.このほかは,ソニエリが春モデルでがんばりすぎたのかS002が出なかったことが意外でした.
料金施策としては,これまた中途半端だと思います.結局最低料金しか下げない上にパケット単価は引き上げてあるってことは,上限額に張り付かせる顧客(でも,設備には負荷をかけない程度)を増やそうとしか考えていないみたいですね.時期尚早かもしれませんが,そろそろWiMAXとの連携でなにかやって欲しいと思います.
【Softbank】
Softbankの一番の問題は,夏モデルとみせかけた端末が多いことだと思います.ドコモと発表日が被った為かもしれませんが,さすがに10月発売の端末を夏モデルというのは無理があります.まぁ,Softbankとしては夏モデルの本命はiPhoneの新モデルだと思いますが,それにしてもドコモと被った機種が多いですし,相変わらずSharp頼みの状態が続いているのも気になります.どこのキャリアでもそうですが,個人的に1社で寡占状態になってはおもしろくないと思います.また,そういうメーカーの端末って同一メーカーの似た端末が複数あってどの機種にどんな魅力があるのかがわからなくなると思うのです.まさにSoftbankはそんな状況だと思います.この状況から少しでも脱出できるのかが鍵だと思っています.
というわけで,3社の総評を書きました.個人的には秋冬モデルまで待ちですね.なんとなく,このままLTE開始までいってしまうような気もします(笑)
「ドコモに必ず戻る」というソニエリ社長インタビュー
ソニーエリクソンに関する興味深い記事を紹介します.
「ドコモには必ず戻ってくる」ソニ・エリ木戸社長が語る世界と日本
記事によると「現在はドコモ向け端末を担当していた人員を海外向け端末の開発に割り振っている」「ドコモには必ず戻る.ぜひやりたい.」とのことです.というわけで,auみたいな専用端末はドコモ向けでは出ることはなくSO906iがラスト端末となるようです.今後出る端末は海外と同じグローバル向けの端末をローカライズする方向となりそうです.以前,NTTドコモの新機種発表会での回答と同じニュアンスのものです.と言うわけで,しばらくは”待ち”の状態が続きそうです.(控えとしてSO905iCSをもう1台行くべきかな・・・(悩))








